仕事でお世話になっていた人に、関西で会うのは4年ぶり。
すっかり事務所まで構えてしまって、あの当時に語っていたことを
ちゃんと実現してるじゃないですか。有言実行なところがさすがですね。
本当、そのスタンス憧れますよ。
いやいや、じつはけっこう大変でさ。
事務所を共同で立ち上げると、いろいろモメごとが多くてね。
お互いの収入を合算したことが一番の原因かなぁ・・・。
どちらも同じぐらいの仕事量であれば問題はないけど、
自分の方が数倍も働いてるのだよ。そりゃあ不満もたまるさー。
つくづく思ったけれど、やっぱり環境がすべてだな。
仕事内容どうこうよりも、一緒に働く人間がどうかってこと。
順調そうに見えていたけれど、内部事情はけっこう複雑のようで、
「このまま続けていくと、さらに状況は悪化するだろう」
と、ため息まじりに言うのであった。
いまだって、事務所の空気はピリピリしている。
それだったら早いうちに改善しなければダメだ。
事務所を解散して、またひとりでイチからやり直す。
いずれは人を雇えるぐらいの規模にしていきたいのだ。
話を聞きながら、そういえばこの人は、
どうもうつむきがちに話すのだなと思った。
それに、ため息まじりに話したりする。すこし落ち込んでいるみたいに。
だけど発言内容はいつでも前向きで未来を向いているのだった。
この現状をさらにプラスへ高めるにはどうすればいいのか。
いまよりもっと良い環境にするには何をすべきなのか?
そうやっていつも悩んでばかりなのだ。でも、悩むのは真面目な証拠でしょう。
私は人の真面目さに触れると、単純にうれしくなってしまう。
だから思わず、わっはは!と笑いながら
それですよ、それ。悩んでこそ、らしいんですから。
今より良くしたいって、すごい前向きな悩みですね!
と勢いよく言ったのだ。すると急にだまりこんで、
しばらくしてから何かを発見したみたいな声のトーンで
「へぇ、良いこと言うんやね」とびっくりした顔をした。
まぁ、私だって、たまには良いことの一つや二つや、
ついでに三つぐらいだって言いますよ。
・・・・・。
で?
私いま、どんな良いこと言いましたっけ?
「悩んでいる=悪いこと」
すぐにそんなふうに取られてしまうのだと言うのであった。
それに洗脳されてかどうなのか、当の本人も、
あ〜あ。また悩んでどうするんだよ!と、自己嫌悪していたと言う。
だから悩むことを良い風に評価されて驚いたのだと話していた。
ほぅ、それじゃあ私は、うまいタイミングで良いことを言ったのか!
よかったよかった。単純にうれしい気分だ。うれしくなる時は、
たいがい些細なことがきっかけなのだな。
それから仕事先の人と別れて、ひとりで帰りながらふっと思った。
その後の波紋を大きく広げたいのなら、
穏やかな水面に石を投げ入れる勇気も必要だ。
私はどうなんだろう?波紋のはじまりは、まだ見えない。
いろんなことが順調とはいえないけれど、
とにかく仕事をがんばろう。それからちゃんと居合もしよう。
たぶん、一生懸命に集中して取り組んでいけば、
今までとは違う世界の人たちとも出会えそうな気がしている。
まぁ、なんとなく、そんな気がするだけだけど、春になるといつもそうだ。
風景が賑やかになって、なんだか気持ちまでざわざわとして、
これから良いことが起こりそうだな〜。という根拠のない予感で
胸がいっぱいになる。おぉーなんだか生きてるって良いな!と思う。
案外、そんなものじゃないですか?それとも単純すぎるんだろうか。
ところで、このブログも4月いっぱいでやめちゃうかもしれません。
そこに深い意味はあるようで、ないような...。
とにかくしばらくの間は、自分だけの日記をノートに書いていこうかなと。